オーストラリアの世界的グループThe Idea of Northのメンバー、日本を代表する鱧人のメンバーであり、現在Vocal Asia Artistic Advisorとして世界各国で指導されている北村嘉一郎さんをお招きし、連続講座を開始します。
概要
日時 | 第一回 2024年3月23日(土) 13:00 ~ 14:30 第二回 2024年4月20日(土) 15:00 ~ 17:00 第三回 2024年5月18日(土) 15:00 ~ 17:00 |
講師 | 北村 嘉一郎氏(The Idea of North / 鱧人) |
参加費(税込) | 第一回 社会人 2,000円 / 学生 1,000円 第二回 社会人 3,000円 / 学生 2,000円 第三回 社会人 3,500円 / 学生 2,500円(楽譜代含む) *パック料金あり |
会場 | 第一回 Zoom 第二回 ベースオントップ高田馬場店 第三回 ベースオントップ高田馬場店 |
定員 | 各講座40名(状況により前後します) |
申込締切 | 各講座開催前日の23:59まで |
- 第一回の講座は録画されます。お申込みいただいた方は、後から期間限定で振り返りご視聴可能です。当日講座にご参加できない方でもお申込みいただけます。
- 第二回、第三回は対面講座ですが、復習のために講座後アーカイブ映像(期限付き)を配布予定です。
パック料金
全講座(第一回〜第三回)を受講する方向けに、お得なパック料金をご用意しております。
社会人 7,500円
学生 4,500円
*今回はVJ割引(500円割引)をご用意しておりません。
セミナー内容
今回の連続講座は全三回にわたります。
<第一回>
講師が専門とするジャズボーカルパーカッションの概要について説明します。
Vocal Percussionの定義から始め、それをジャズとどのように関連づけるかを説明します。次に、基礎的な音の出し方から実践的な演奏方法に至るまで、練習の全体像を把握します。譜面を使うにあたって、その読み方も学びます。音の出し方については、初心者が入りやすいキックドラムとハイハットによるリズムパターンを学びます。
同時に、リズムの種類についてざっと説明します。8ビート、16ビート、ボサノバ、サンバ、ラテン、スウィングなどのリズムの種類について理解し、特にアカペラ楽曲でよく出てくるものを中心に話します。そして、それぞれのパターンで演奏に入る前に必要な「カウント」の言い方についても学びます。これがあることで、曲の頭の入り方が明確になっていくことと、共演者がいる場合に、音楽解釈の共有につながります。
また、講義中には事前に提出された音源に対して直接アドバイスを行う機会も用意いたします。 講師が考えるスムーズな連続性のあるリズムの捉え方について理解する一助となればと考えます。
<第二回>
ボーカルパーカッションやベースパートが実際の演奏でどのように活かされるかに焦点を当てます。アンサンブルの中で躍動感のあるリズムを演奏することは簡単ではなく、そこに課題を感じる方も多いでしょう。
アンサンブルの基本としては、まずはリズム解釈の理解を深める必要があります。第一回で学んだリズムの種類を確認しながら、それぞれの演奏のポイントを学びます。
また、アンサンブルにおいては、他の演奏者との共通理解が不可欠ですが、それをどのように築いていくかにも焦点をあてます。曲の選び方、練習の進め方、ハーモニーやリズムの効果的な構築の仕方、ライブに向けたサウンドのまとめ方について解説します。
本講座は対面式となるので、受講生の中から希望者に実際に演奏をしていただき、それについてアドバイスを行う、簡易版のグループコーチングも行います。受講生の持つ音色を生かしながら、アンサンブルがどのように変化するかを他の受講生と共に考えていきます。
*公開グループコーチングは2組募集しています。The Idea of Northもしくは鱧人の曲を歌うグループを募集しております。お時間は1組につき15分となります。
<第三回>
講師が所属するThe Idea of Northのレパートリーの中から曲を取り上げ、実際に一緒に歌いながら、練習のポイントなどを解説します。
コンサートを目的とした練習の場合、一回のリハーサルで短時間に複数の曲を練習することが多いと思います。 そのような状況では時間も限られますが、そんな中でグループが実践している効果的な練習方法についてご紹介いたします。
また、少し話を展開して、グループを維持していくためのモチベーションの維持方法や、グループ内でのコミュニケーションのあり方、また雰囲気の作り方などについても触れます。アカペラは「心」に直結する部分があるだけに、メンバー間での心理的な不和が演奏にも現れてしまうこともあります。講師も様々な困難を経験しており、その上で、海外での事例も含めて具体例をご紹介しながら、グループのあり方やアンサンブルのあり方について考えを深めていきます。
*課題曲ですが、現メンバーのLuke Thompsonが作詞作曲した「Beyond the City」を歌うことが決定しました。受講生の皆さまには、事前に楽譜とmidi音源を配布しますので、譜読みした上で受講願います。
※全ての回において講義中にQ&Aセッションが用意されており、講義に関する内容以外にも講師に質問することができます。
交流会
第二回、第三回の講義後には、受講された方を対象に、北村 嘉一郎さんを招いた交流会を開催いたします。
[第二回]
日時:4月20日(土) 18:00-20:30
[第三回]
日時:5月18日(土) 18:00-20:30
参加ご希望の方は、ページ下にある申込みフォームよりお申込ください。
講師紹介
北村 嘉一郎
早稲田大学在学中にTRY-TONEに加入し、2007年まで活動。2008年からはジャズボイスパーカッショニストとして独立し、数多くのアーティストとの共演を成功させている。2015年にはジャズアカペラグループ鱧人を結成、さらに2018年にはThe Idea of Northに正式メンバーとして加入した。
楽器に並ぶクオリティーと音楽的な表現力、そして、吸うスネアを基本にしたバランスのとれた奏法は、ボイスパーカッションのモデルの一つとして世界的にも高い評価を受けている。
また、指導者としての実績も多く、アカペラ関係を中心に国内のみならず、韓国、台湾、香港、オーストラリアなど海外でも講義を行い、好評を博している。2020年には、台湾に本部を置く国際アカペラNPO法人「Vocal Asia(ボーカルアジア)」の「Artistic Adviser(芸術アドバイザー)」に就任し、後進の育成やアカペラを通じた国際交流・相互理解の推進にも力を注いでいる。
お申込みの流れ
- 申し込みフォームよりお申込み
- 期日までに受講費をお振込み / クレジット決済
- セミナー前日に届くセミナー詳細メールを確認
- メールに記載されたZoom URL / 会場にてセミナー受講
ご注意事項
- 第一回講座はZoomを使用いたしますが、Zoomの使用方法は各自事前にご確認ください。また、Zoomへの入室許可を円滑に行うため、お申込する際にセミナー参加時に使用予定のお名前をフォームにご記入ください。
- ご入金後のキャンセル時は、手数料を引いた参加費の50%をご返金いたします。なおセミナー詳細メールを受信後のキャンセルはキャンセル料(100%)が発生いたします。
- 第一回講座終了後、1週間以内にアーカイブ映像を期間限定で配信いたします。
- 本セミナーは後日映像としてアーカイブ配信や販売を予定しています。質問や画面の切り替え等で映像に残る可能性がありますのでご了承ください。